海外の航空会社も成田に戻ってこ~い。
東日本大地震以降、世界各国の航空会社が成田での放射能汚染や地震を恐れ、乗務員を成田以外、関西や香港、北京などで交代させる動きが連日のように続きましたが、先週金曜日に国際民間航空機関(ICAO)は、国際原子力機関(IAEA)、国際海事機関(IMO)、世界保健機関(WHO)、世界気象機関(WMO)の5つの国連機関を代表して、
津波の影響を受けていない日本の主要空・海港への空路や
海路の運航が通常通り可能である
との声明を発表しました。
この声明によると、現時点では日本発着の国際航空輸送に制限をかける医学的根拠はなにもないという事です。
今後の状況変化は国連機関が綿密に監視するので現状日本からの国際旅客に放射能検査を実施する必要もないとアピールしました(中国など一部国では検査を実施しています)。
いくつかの空港では放射能レベルの上昇が認められるものの、健康上のリスクは一切ないと述べました。国際航空運送協会(IATA)もこの土曜日にICAOの声明を歓迎すると発表しました。IATA側は5機関による声明は日本への運航が安全であると裏付けるものとコメントし、通常運航の必要性を訴えました。
このほか、WHOも昨日ウェブサイトのトップページに「日本への渡航について全体的な制限を設ける必要はない」と述べています。
http://www.who.or.jp/index_files/FAQs_Travel%20_advice_21March_J.pdf
・そして
地震と津波によって移動手段や電力に影響が出ている地域への旅行のみを避けるべきだとしています。
なお、国土交通省でも、日本路線への影響を避けるため、こうしたICAOやIATAの発表文をウェブサイト上で紹介しています。
http://www.mlit.go.jp/report/press/cab03_hh_000150.html
さきほど、某外国系航空会社のCAさんから電話がありましたが、やはり成田に到着しても空港の外には出して貰えないそうです。
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