【閑話休題】円高時の夢
本日も米ドル84円台、ユーロ107円台そして豪ドル75円をちょっと上回ったところでさほど変わりません。政府も相変わらず奥歯に物がはさまったような言い方しかしませんし、日本企業は悲観的な見方です。
ちなみにリーマンショック直前の為替レートは米ドル107円前後、ユーロ157円そして豪ドル90.94円。
つまり、米ドルは27%、ユーロは47%、豪ドルは21%円高ということですが・・・、
一方日本の企業は4~6月期で相当回復して来ており、黒字、増収増益が多くなってきています。
じゃあ、日本企業はこの利益を内部留保に回さず、海外買収を積極的に行えばよいのではないでしょうかね?日本の企業がアメリカの会社を買収しようとするとリーマンショック以前よりも四分の一以上安く買えるわけで、ヨーロッパの企業に至っては5割近く安く買えるわけです。しかも欧米企業とも景気が悪いので資産価値も相当下がっているはず。
積極的に銀行、ファンドと共同で、アメリカのG●電機や、ヨーロッパの化粧品会社ニ●ア、はたまたスマートフォンで出遅れたノ●アといった欧米企業を買収していくと、世界も驚き日本の株価も上がり、アメリカもジャパン・パッシング(日本を素通り)などと云わなくなるはずです。
しかも自然の摂理で買収の際に一口儲けようとする投機筋が必ず増えて円安になるのではないでしょうかね(細かい説明は省きます)。
まあ、バブルの頃アメリカのロックフェラーセンターを買収した三菱地所やコロンビア映画を買収したパナソニックも最近はおとなしいものです。当時資産の売却に失敗したトラウマがまだ残っているのでしょうか?
サンマイクロシステムズもオラクルに買収されましたが、今日本企業だと二年前より四分の一安く買えるのですよ。
うーん、国際石油開発帝石がBPを買いたたいたりしたら痛快でしょうね。
別にこれをすぐに実行すべきだとは言っていませんが、欧米の都合で円高になったのだからこそ、それを利用して逆襲するぐらいの気構えが日本企業にも欲しいな、
と夢見るおやじでした。
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