【閑話休題】ジェッキー・チェンの新宿インシデント
今日は日曜日なので、旅行ネタとは離れて書きたいと思います。
実は、ジャッキー・チェン氏の最新作「新宿インシデント」の試写会に先日行ってきたのです。
原題は「新宿事件」。原題だと、いかにも風俗事件というイメージがしてしまいます
この映画はわたしの会社が中野で、新宿から目と鼻の先にあり、そしてジャッキー・チェン氏と私と年齢が近いこともあって、すごく期待して映画を見に出かけました。
ちなみにジャッキー・チェン氏のデビューは1971年。「ドラゴン怒りの鉄拳」に出演していたそうです。わたしがまだ学生だったころからアクション映画に出演していたのですね。
ドラゴン怒りの鉄拳、燃えよドラゴンなどで一世を風靡したブルース。リー氏の死後、酔拳や蛇拳などの映画で脚光を浴び、38年間もアクションスターの現役とは驚異の体力です
わたしは運動不足でメタボ気味です。
・
さて、映画のストーリーの方は舞台が1990年台にさかのぼります。
中国から日本海側に頻繁に船でたどりつく密入国者たち。その中にジャッキーチェン氏ふんする「鉄頭」(これ、彼の映画での名前です)がいたのですが、彼がたどりついた新宿・歌舞伎町でのし上がっていく様を描いた映画です。当時はちょうど暴対法が成立する頃で歌舞伎町も今のようなクリーンなイメージではなかった頃ですね。
その当時は蛇頭と呼ばれる密入国専門の組織が盛んに活動していたと聞いていました。でも、今では北京オリンピックや上海万博など開催されるし、中国での不動産バブルなど、中国での暮らしも当時と比べれば今や雲泥の差で、みんなあまり日本に昔ほどの魅力を感じなくなってきているのでしょうか?
一言でいえば、この映画を見ていると、懐かしい東映映画を見ているような気がしました(これ香港映画ですよ)。血がドバッとあふれ、やくざのいろいろな儀式など、タランチーノ監督のキルビルと比べていわゆる「日本」が表現されています、
香港映画という違和感がなく、すごく緻密に調べ上げているなぁという気がしました。だからこそ東映映画のような(いい意味での)雰囲気があったのでしょう。
またこの映画を見ていると、どうしても、ジャッキー・チェン氏がカンフーの達人のイメージが強く、戦いのシーンではひょっとして神業を見せるのではないか?と期待してしまいました
もうひとつの話題は、この映画には俳優の峰岸徹氏が昨年10月11日肺がんで亡くなる前に撮影されており、最後の出演映画と云われている点ですね。
・
余談ですが、ジャッキー・チェン氏の幼馴染役のシュー・ジンレイさんは1974年生まれ。ジャッキー・チェン氏は既に1971年から映画活動を行っており、彼との年齢差は20年。それでも幼馴染役で違和感を感じないのはすごい!
また、その後の新宿歌舞伎町のママの役で鉄頭の恋人役のファン・ビンビンさんはさらに1981年生まれ!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
本日も最後までお付き合いくださりありがとうございました。
連休に突入ですが、暇なときはぜひお立ち寄りくださいませ。
« アメリカ航空会社の決算内容は?? | トップページ | 豚インフルエンザ・PANDEMIC(爆発的な感染拡大) »
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 【閑話休題】映画グラン・トリノを見て(2009.04.14)
- 【閑話休題】ジェッキー・チェンの新宿インシデント(2009.04.26)
- 【閑話休題】映画試写会「消されたヘッドライン」(2009.05.14)
コメント