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2006年11月24日 (金)

揺れるヨーロッパの空!!

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昨日の揺れるオーストラリアの空の報告に続いて、ヨーロッパの空も大きく揺れています。

  二回に分けてこの現状と対策を分析レポートしたいと思います。ヨーロッパ旅行を計画されている方は必読です。

エールフランス・KLM・アリタリア航空誕生?

  この場合頭文字をとって、ANAならぬAKAになるのでしょうか。

  先週14日付オランダ・テレグラフ誌は、エールフランス・KLM航空が、イタリアのアリタリア航空と本格的な合併交渉を進めている、と報じていました。

 アリタリア航空は、今年黒字転換を目指す目標を断念し、新たな経営再建策が必要と発表していましたが、エールフランス・KLM側は今年8月には、アリタリア航空と合併するとの噂を否定していました。

  その後、イタリアのプロディ首相は16日の英BBC放送との会見で、経営難が続くイタリア・アリタリア航空の将来について、新たな経営再建策を急いでおり、同業他社との業務提携などの可能性を否定しませんでした。

  アリタリア航空の最新の四半期決算では新たな損失を発表しており、航空燃料費の高騰、従業員ストなどが原因としています。同首相は10月にはアリタリア航空の現状について「もはやコントロール不可能」と表明、民営化の必要性を改めて強調していました。ちなみにアリタリア政府は同航空会社株の4割を保有しています。

  一方、アリタリア航空は、エールフランス・KLM航空との事業提携を望んでいますが、前提条件として赤字解消の実現を突き付けられていました。

  このことから首相の発言は、提携相手にエールフランス・KLM以外の相手も考慮に入れていたことが考えられます。

  そして、ついにエールフランス・KLM航空のスピネッタ会長は、昨日アリタリア航空との合併を視野に「予備的な協議を始めた」と発表しました。

 予備的協議はアリタリアからの申し入れで始めたということで、スピネッタ会長は合併交渉を始める条件として:

(1)アリタリアの収支改善リストラ計画

(2)将来戦略に関するビジョンの共有

(3)十分な相乗効果

3つを突きつけています。

  ただ、アリタリア航空は経営危機に陥っており、再建策も進んでいないので現時点では3条件を満たすのは難しいと噂されています。

 この発表後、エールフランス・KLMの株価は前日の終値に比べて一時7%以上、下がったそうです。

明日へ続く

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